本記事では任天堂switch版「オクトパストラベラー」をプレイした感想と評価をお伝えいたします。
中古でも中々値段が落ちないタイトルでPC(steam版)もリリースされています。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
この記事の目次
評価
総合評価 |
|
4.5/5 |
ゲームシステム |
|
4/5 |
ストーリー性 |
|
4.5/5 |
サウンド |
|
5/5 |
ゲームバランス |
|
4/5 |
グラフィック |
|
5/5 |
操作性 |
|
4/5 |
【ゲームシステム】
詳細は後述しますが、ブレイクとブーストという要素が戦略的でとても面白く、上手く高威力技が決まった瞬間は最高に気持ち良いです。
【ストーリー性】
ダークな世界観で裏切りや平気で人が亡くなったり明るい世界観が好きな方には合わないかもしれませんが、続きが気になるストーリーです。基本的に重たい過去を背負っている主人公が多く、この残虐で非道な敵をぶっ倒してやりたい!!という感情移入しまくりです。
【サウンド】
ここを1番評価したいです。
筆者は開催されたLIVEにも足を運んだほどオクトラの楽曲に胸を撃たれました。
特に「ボスバトル2」というボス戦で流れる楽曲が最高でストーリー性に記載したこの敵ぶっ倒してやりたい!という感情が楽曲で更に気持ちが乗り一種の麻薬と言ってもいいほど脳内の高揚感が半端じゃないです(言い過ぎ?)
サウンドトラックも発売されており、現在はサブスクでも聞くことができるので是非聞いてみてください。
【ゲームバランス】
難易度は高く、やりごたえのある内容となっています。
程よいバランスです。
【グラフィック】
3D酔いしてしまうゲームタイトルが多いところ、2Dでドットというスタイルですが、これが見事...!
ドットなのに「綺麗...!!」というため息が出てしまう幻想的な世界にビックリします。
他のタイトルでもこの技術を使用してほしい(希望!)
【操作性】
コマンドバトル式のRPGのため、操作の早さが求められる場面はないため、快適に操作が可能です。
キーボードで操作したいという方はsteam版もあるのでそちらを購入するのが良いです。
どんなゲーム
簡単にどのようなゲームなのかお伝えしていきます。
2018年7月に発売したスクウェア・エニックスのRPG。
ここ最近では珍しいドット絵が使用されていますが、ただのドット絵ではなく「HD-2D」という技術が使われており
背景には奥行があり、ドットなのに立体的で幻想的な世界が表現されています。
ドットゲーム時代のFFやドラクエやサガシリーズを遊びつくした世代にもドンピシャですね!
「HD-2D」を使用したドラクエⅢがリメイクされると発表があり、筆者もとても楽しみです。
主人公は8人の中から一人を選択しスタートします。
残りの7人は途中で仲間にして好きなキャラクターを選び編成することができます。
主人公ごとにストーリーが異なりますが、どのキャラクターを選択してもすべてのキャラクターのストーリーを体験できます。
キャラクターごとに異なるアビリティやスキルを所持しており、好きなキャラクターを組み合わせてストーリーを進めていきます。
バトルは、4人編成で戦うターン制のコマンドバトルです。
敵には弱点属性があり、弱点を突くことで敵のシールドを減らし0にするとBREAKできます。
BREAK中は敵が行動不能になり、与えるダメージも増加するので大ダメージを与えることができます。
更にBOOSTすることで最大4段階までキャラクターの攻撃回数を増やしたり、戦略の広い戦いができます。
ここは文字よりも動画が分かりやすいですね。実際のバトルプレイ動画を見てみてください!
面白いと感じた要素
緊張感のあるバトル
難易度が高く、ボス戦はそろそろ倒れてくれないとしんどい...と思うようなバトルが体験できます。
レベルを上げたり、装備を整えたり従来のRPGで強くする過程も楽しめますが、
Boostの使うタイミング1つで戦局が大きく変わるため、頭を使いながらバトルを楽しめます。
カスタマイズ性の高さ
各キャラクターごとにジョブがあり、トレサは商人の女の子で大商人になるために世界を冒険します。
初期ジョブは「商人」ですが、後々サブジョブとして「薬師」や「盗賊」をセットすることも可能で、
商人以外のジョブのスキルを習得することが可能です。
下記画像例では、「商人」が本職のトレサに「学者」をサブジョブにセットしてみました。
商人のトレサが学者のアビリティである「火炎魔法」などの魔法が使用できるようになります。
元々剣士のキャラクターに回復魔法を覚えさせたり、プレイヤーの好みで様々なカスタマイズが可能です。
更に各ジョブごとに4種類のサポートアビリティを取得できるのですが、最大で4つまでセットできるため
本ジョブ「商人」でサブジョブ「学者」のトレサを例にすると
「商人」で取得できる4種と「学者」で取得できる4種の計8種より装備する4種を選択できます。
アビリティのカスタマイズ性が楽しいです。
音楽が素晴らしすぎる
オクトパストラベラーはBGMが最高です。
音楽の評価が高く、BGMだけでも十分に価値があります!
ゲームさんぽにて新垣さんが感想を述べる動画も上がっています。
筆者も2019年に開催されたLIVEにも参加してきましたが、常に鳥肌が立っていました。
是非音楽も楽しみながらプレイしてみてください。
TBSの「櫻井・有吉THE夜会」にて俳優の松山ケンイチさんがゲーム音楽が好きということで
オクトパストラベラーの音楽を紹介されると地上波でも取り上げられるクオリティです。
キャストが強い
少しアニメを見たことがある方でしたら一度は見たこと、聞いたことがあるのでは?
といった有名な声優さんばかりが起用されています。
【プリムロゼ】桑島法子さん
【トレサ】青木瑠璃子さん
【アーフェン】関智一さん
【ハンイット】甲斐田裕子さん
【テリオン】松岡禎丞さん
【サイラス】梅原裕一郎さん
【オフィーリア】茅野愛衣さん
筆者は特にテリオンの「ライフスティールダガー」が好きです。
つまらないと感じた要素
通常のバトルが面倒くさい
後半、通常エンカウントの敵も強くなり、弱点をメンバーだと数ターンかかったり...とバトルが面倒くさいと感じてしまう瞬間がありました。
逃げるという選択肢もあるので、後半逃げがちでした。
育てていないキャラのストーリー進行が辛い
4人編成なので、メインキャラを自分の中で作りがちで、筆者はアーフェンを育てていなかったので、
アーフェンのストーリー進行が少し辛かったです。
他の3人でバトルをカバーするといった状況になりがちなので、均等にレベルを上げる方が物語を楽しめそうです。
まとめ
switchでRPGを探しているならまずプレイするべき名作。
スクエニのセールやsteamのセールのタイミング購入すると安く買えてお得です。
・ドット絵作品が好き
・アプリ版オクトラのプレイヤー
・ゲーム音楽が好き