本記事では任天堂switch「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」を60時間プレイした筆者が評価と感想をお伝えします。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
どんなゲーム
概要
2020年3月6日に発売した任天堂switch専用ゲームです。
2005年にニンテンドーDSで発売された「青の救助隊」「赤の救助隊」が一つのソフトにまとめられ、リメイクされた作品です。
ストーリー
人間だったプレイヤーがポケモンになってしまいます。
とある流れでパートナーとなるポケモンと救助隊を結成し、
困っているポケモンを助けながら自分がポケモンになってしまった理由を探していきます。
ゲームシステム
『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』発売まであと20日✨
主人公とパートナーになる16匹の #ポケモン たち☺
スカーフの色と巻き方にもそれぞれ特徴があるみたいです👀みなさんは誰を選びますか❓#ポケモンダンジョンDXhttps://t.co/h49gCspJwf pic.twitter.com/onXNoYUE9D
— ポケモン情報局【公式】 (@poke_times) February 15, 2020
16匹から主人公とパートナーの2匹を選び、ストーリーを進めていきます。
選んだ主人公とパートナーによってストーリーの変更はなく、どのポケモンを選んでも同じです。ただ、救助隊のアジトのデザインに変更があったり、使える技に差があります。
最終的にすべてのポケモンが使用可能なので、好きなポケモンで初めて問題なし!
ゲームの流れとしては、主に「拠点パート」と「ダンジョン探索パート」に分かれます。
拠点の町では、ショップで買い物をしたり、お金を銀行に預けたりダンジョンに挑む前の身支度をすることが可能です。
町で準備が終わればダンジョンへ出発します。
ダンジョン内では、マス目になったステージを探索します。
プレイヤーが一歩進めば敵も一歩進む基本的な「ダンジョンRPG」です。
(風来のシレンやトルネコとか...10代の人は分からないかな...)
敵ポケモンを倒すことで仲間にすることが可能です。
倒したタイミングに確率で仲間になりますが、仲間になりやすいスキルやアイテムもあります!
ダンジョン探索スタート時は3匹まで連れていくことが可能です。
仲間を増やすことで最終的に8匹まで一緒に冒険できます。
だんだん大所帯に...!!
ダンジョンごとに階層が異なりますが、100階まであるダンジョンも!
連れて帰ったポケモンは、クリアしたタイミングで正式に仲間にするかを選ぶことが可能です。
というようにポケモンを集めていくことが、かなり楽しいゲームです!
400種類以上のポケモンが登場するので、伝説のポケモンでパーティ編成しても良し!
時にはピカチュウ、ピッピ、プリンなどの可愛い系で揃えても良し!
編成は自由なので好みで編成が可能です。
(クリアするまでは主人公とパートナーはセットなので、+1匹しか選べませんが...)
評価
総合評価 |
|
2.9/5 |
ゲームシステム |
|
3.5/5 |
ストーリー性 |
|
2.5/5 |
サウンド |
|
3/5 |
ゲームバランス |
|
3/5 |
グラフィック |
|
3/5 |
操作性 |
|
2.5/5 |
【ゲームシステム】
システムとしてはよくあるダンジョン探索ゲームです。
ゲームシステムがどういったものか詳しく知りたい方は上述した内容を参考してください。
ポケモンを仲間にできる点はかなり面白いです。
そして同じポケモンでも種類の違うスキルを所持していたり、いわゆる厳選も楽しむことができます。
【ストーリー性】
ストーリーは子供向け。
大人でも楽しめるかというと難しいところ。
ポケモン×ダンジョンが好きであれば問題なし。
ダンジョンシリーズではポケモンが普通に会話するので、その辺に違和感を感じなければ問題なし。
【サウンド】
頭に残るサウンドで気が付けば口ずさんでいましたが、特出している点はありません。
ポケモンの他シリーズの曲が使われていることはありません。
全てオリジナル楽曲です。
【ゲームバランス】
クリアまでのメインストーリーが短く、物足りなさを感じます。
その後もサブクエストのような形で若干ストーリーこそありますが、エンディングまでは15時間もかかりませんでした。
ただ、クリア後のやり込み要素が多く、ポケモンを集めたり、技を強化したり、ステータスをタウリン等の原作同様の強化アイテムで強化したりすることが可能で、根気の続く限りプレイは続けることができます。
筆者も70時間弱プレイしたので、エンディングまでは短いがそこそこ楽しめるボリュームです。
ただ、ダンジョンRPGあるあるの体力が無くなったら荷物失う恐怖からくる疲労感があり、100Fのダンジョンに挑むにはかなりの根気が必要です。筆者はプレイ中疲れたな...と感じるタイミングが多くありました。
【グラフィック】
絵本のようなタッチで可愛い絵柄です。
【操作性】
全体的に操作しづらさを感じます。
特に前が味方で詰まった時にBボタンを押しながら前進するとそのままダッシュでかなり進んでしまったり、
UIも分かりづらくボタンを間違えて押してしまうことも多々ありました。
面白いと感じた要素
- ポケモンを集めるのが楽しい
400種類以上いるポケモンを仲間にしていくのが楽しい! - 育成が楽しい
レベルやステータスを育てていくのが楽しい!
特にグミを使ったスキル習得や、ステータス上げがハマる。 - 緊張感のあるダンジョン
負ければ道具など失う緊張感が楽しい! - オンラインで友人に救助依頼!
ダンジョン内で負けてもオンラインで救助してもらえる!
つまらないと感じた要素
- ダンジョンの疲労感
100F等のダンジョンの疲労感が辛い。 - 技に差がありすぎる
遠距離技が強すぎる。10マス先に攻撃できる技やフロア全体に攻撃できる技なんかも
- ストーリーが短い
やり込み等しなければ15時間ほどでクリアできてしまうボリューム - 主人公を進化させるとスカーフが取れる
主人公を進化させてしまうと救助隊スカーフがなくなってしまう
捕まえたポケモンと見分けがつかない。
まとめ
ポケモン×ダンジョンRPGということで、通常のポケモンとは違った楽しさがある作品です。
ハマれば間違いなく面白く、長時間遊ぶことができるゲーム。
ポケモンが好きで、時間がある人ならプレイしてみても後悔はしない内容です。
ストーリーが短い点だけ頭に入れながら、クリア後にやり込み要素がたくさん詰め込まれているので、クリアまでがチュートリアル!くらいの認識でいれば十分の楽しめます。
・ダンジョンRPGが好き
・ガッツリ育成ゲームがやりたい
・緊張感をもってゲームがやりたい